仕入れ先探し

バンコクの卸問屋・仕入れ先など

タイでの仕入れはタイの首都であるバンコクが中心になると思います。バンコクはとにかくタイの中では一極集中の都市であるので、多くのお金、モノ、人が集まるところです。その中から仕入れの目標を達成するところを探す必要があります。



最近のタイの仕入れはインターネットの発達により多くの情報を得ることが出来ます。しかしながら、インターネット上ですべての購入そ完結するには至っていないのが現実です。中国仕入れではアリババなどで今やインターネットでの仕入れが当たり前ですが、タイは残念ながら其のようなことは不可能に近いです。其のためにまだまだ荒らされていないブルーオーシャン、ロングテールな仕入れ商品があると思いますので是非挑戦してみてください。

故に実際の現場に来てみないとわからない情報や現地の流行、新規商品、新規店舗などは現地にくる方のみの情報になりますので、タイに来て仕入れの現場を体で感じてみてください


バンコクの仕入れエリア

バンコク、バンコク近郊がタイでの仕入れの中心地になります。其の中でも仕入れる商品の種類により仕入れに行くべきエリア、または仕入れの市場があります。しかし、それらの場所は数箇所に別れたりしているのでより適切な仕入れエリアを見定める必要があります。

タイでの仕入れ卸店

タイのバンコクにある仕入れができるお店は、大規模工場以外は比較的に小規模のお店、工場が多いです。また、そういう所でも、卸と小売は併用されている場合がほとんどです。故に仕入れのエリア内でも仕入れに向くお店(自身で製造する術を持っているところ)、仕入れに向かない(製造する術を持っていなく、他のところで購入しているお店)が混在してるので、其の中から仕入先を見つけるのは至難の技かもしれません。


私が普段の仕入れ同行で実行しているのですが、まずはそれぞれの店舗の様子見ることで、店舗に置ける商品バリエーション、在庫の様子により仕入れの良し悪しを計り知ることが出来ます。あと、それぞれの仕入れ店舗は見るからに小さいところもありますが、意外と販売店舗は小さくても多くのお客様から注文をされている人気仕入先の可能性もありますので、先入観なく探すのも必要です。

展示会の有効利用

正解の主要国では、その国の産業のために展示会が開催されていますが、ここタイも年に2回の総合的な展示会、また専門的な展示会がタイ政府の音頭のものとに開催されています。こういう展示会は総合的な展示会や専門的な展示会はタイの仕入れ対象商品を効率的に見ることができる貴重な機会です。ただ、これらの展示会は規模が大きくコンテナでの輸出入がベースになるので、それより小さく仕入れたい方は、展示会ではなく地元の問い合わせ先からコンタクトを取ることができれば、展示会価格より有利な条件で仕入れることができる場合がありますので、展示会同行などはお気軽にご相談ください。


※ 仕入れのポイントとして
※このギフトショー・展示会(フェーム)は、タイの場合は外国人価格(展示会価格)というものがあり貿易、輸出入の為の価格設定でミニマムが比較的に大きいです。(コンテナ20F、40Fベースが多いです)価格が2重価格となっている場合があり仕入れには厳しい時があります。そんな時は、弊社にお任せください。打ち合わせ、交渉からは始まりますので確実に対等な立場で商品購入が出来ます。



タイ政府輸出促進機構

いたるところで開催される展示会こそが、バイヤーにとっては、非常に重要な即売会場でもあり、貿易の商談の場所でもあります。その場合は、タイ語が必修なのは言うまでもありません。個人売買以外のバイヤーで、特に商社を絡めてのタイ?日本間の貿易を考えている方は、買い付け時期を展示会の開催時期に合わせてでも一度は訪れて頂きたいところです。


※展示会期間中は、予約が殺到します。状況によってはお受け出来ない場合もございます。是非、お早めにご予約ください。

タイ貿易促進 :展示会のお知らせ、日程、予約等が確認できます。

タイトレード・ドットコム
タイの展示会スケジュール
インパクト ムアントンタニ MAP タイで最大規模のイベント総合施設「IMPACT」
バンコク国際貿易展示センター MAP コンベンション、展示会のための世界クラスの規模

FTA締結に関わる今後の傾向

タイ?日本間の関税撤廃となるFTAが締結されていますので、将来のタイ日貿易は更に活発になることでしょう。近年、FTA条約による正式な関税無料(但し段階的に)の締結になりましたが、現実には試行錯誤の最中です。

現段階で関税の優遇措置を受ける為には、特別な輸入書類【 JTEPA(ジェテパ)】を作成する必要が有ります。このJTEPAには、いくつもの分野項目があり、記載事項にも複雑な細かい分類等があるので、知識と時間を要します。さらに、書類の作成が出来るものと出来ない物も有り、なかなか個人では作成が難しいようです。
※JTEPA作成に関するご相談等もお気軽にお問い合わせください。


バンコクでの買付け 心構えとして

さぁ!交渉だ! その前に。

タイに入ってはタイに従う。日本には日本の常識が有るように、タイにもタイの常識が有ります。意識すべきは、「商習慣」が日本とは異なるという事です。
交渉時にタイの商習慣を理解せず、日本での取引と同じ感覚では、バイヤーとしてのスキルを向上する事は出来ません。言語の食い違いや思い込み等による、トラブルが発生する可能性は高まります。

勿論、それが起こらないように、出来うる限り最善をつくすのが、私どもの勤めです。それでも、時として腹立たしく感じたり、物事がうまく運ばない場合も有る事をご承知下さい。タイの感覚・文化を尊重しながらの取引をご想定頂ければ幸いです。

同行サポーターに100%頼るのは?

仕入れ交渉をガイドに頼りきっていては上手くいかない場面もあります。例えば、価格交渉の肝心な場面にはガイドを通さずに、バイヤー自らが直接意思を伝える事で、受け手側の対応が全く違います。タイ語が不得手でも臆せずに、「自分は日本のどこから来て、このような商売をしている。」「どの様に販売していく」などなど、話すうちに、親身に受け取ってくれる場合が多いです。


やはり商売は「人と人のつながり」でしか成立しない物なので、直接コミュニケーションをとる事は、結構有効な手段だと思います。臆することなく、どんどんコミュニケートを取りましょう!
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